オーナーの追加・削除¶
オーナーの設定はDB上に書き込まれているので、ファイルにダンプしてから内容を編集する。
※ファイルの内容で『追加』ではなく『置き換えられる』ので注意。
オーナー編集の準備¶
- 追加・削除を行う前に現在の設定をDBからファイルに出力する
既にあるdumpファイルは、Web画面上で変更した設定が適用されていない可能性があるため再出力する。sympa.pl --dump_users --role owner --list リスト名@ドメイン名 (結果) リスト名@ドメイン名: Dumped list users (owner)
- リストデータ以下の「owner.dump」ファイルを確認する。
以下の内容で1ユーザごとに空行区切りになる。vi /var/lib/sympa/list_data/リスト名/owner.dump -------------------- date 1561530167 email ユーザ名@ドメイン included 0 profile privileged reception mail subscribed 1 update_date 1561530266 visibility noconceal
オーナーの追加¶
- リストデータ以下の「owner.dump」ファイルに追記を行う。
vi /var/lib/sympa/list_data/リスト名/owner.dump -------------------- date 1561530167 ←既存の記載はそのまま email ユーザ名@ドメイン included 0 profile privileged reception mail subscribed 1 update_date 1561530266 visibility noconceal email 追加したいメールアドレス1 ←空行区切りで追加したいメールアドレスを追記 email 追加したいメールアドレス2 ←空行区切りで追加したいメールアドレスを追記 profile privileged ←特権オーナーにしたい場合、emailの下にこの行を追加
- 記載していないオプション値はデフォルト値が適用される。任意に指定する場合は手順中の
『profile』行のように別途指定すること
- 記載していないオプション値はデフォルト値が適用される。任意に指定する場合は手順中の
- dumpファイルをもとにDBへの書き戻しを行います
sympa.pl --restore_users --role owner --list リスト名@ドメイン名 (結果) リスト名@ドメイン名: Restored list users (owner)
オーナーの削除¶
- リストデータ以下の「owner.dump」ファイルから、削除したいユーザの記載(空行区切り)を削除する。
vi /var/lib/sympa/list_data/リスト名/owner.dump -------------------- date 1561530167 ←残すユーザの記載はそのまま email ユーザ1名@ドメイン included 0 profile privileged reception mail subscribed 1 update_date 1561530266 visibility noconceal date 1561530167 ←消すユーザの記載をここから削除 email ユーザ名2@ドメイン included 0 profile privileged reception mail subscribed 1 update_date 1561530266 visibility noconceal ←ここまで削除
- dumpファイルをもとにDBへの書き戻しを行います
sympa.pl --restore_users --role owner --list リスト名@ドメイン名 (結果) リスト名@ドメイン名: Restored list users (owner)
SQLでの削除¶
- DBベースでオーナーを削除するには次のSQL文を発行する
mysql -u sympa -p sympa パスワードを入力 delete from admin_table where user_admin='ユーザ名@ドメイン名' and list_admin='リスト名';
- 仮想ドメインの場合はwhere条件にリストのドメイン名まで指定する
robot_admin='ドメイン名'
- 仮想ドメインの場合はwhere条件にリストのドメイン名まで指定する