Submissionポートの実装¶
- 本来のSMTPポートである25番ポートではなく、587番ポートをSMTP
として使用する実装。主に、スパム(送信・中継)対策として使用される。
前提条件¶
- Postfix が構築済みであること。
設定ファイル編集¶
- 次の設定ファイルを編集します。
(smtp-authなどを利用している場合、その下の行のアクセスコントロールも適宜変更する)# vi /etc/postfix/master.cf # ------------------------------------------------------ # 変更箇所のみ記載 submission inet n - n - - smtpd
- サービスを再起動する。
# service postfix restart
動作確認¶
- 次のコマンドが正しく実行されるかテストする。
(Postfixが反応すること。)# telnet localhost 587 Trying 127.0.0.1... Connected to localhost.localdomain (127.0.0.1). Escape character is '^]'. 220 mail.nanako-net.info ESMTP Postfix
- 上記にて、メーラの設定でSMTPサーバに587ポートを利用できる。
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