Linux cronでアップデートを実行する¶
Sophos Anti-Virus for LinuxまたはUNIXで「n分周期」の自動アップデートが
都合が悪い場合、下記の方法でアップデートをピンポイントに指定することが
できます。
自動アップデートの停止¶
- 次のディレクトリに移動します
/opt/sophos-av/bin/
- 次のコマンドを実行します
./savconfig set EnableAutoUpdating false
- 次のコマンドの結果が「オフ」であることを確認します
# ./savconfig query EnableAutoUpdating オフ
スクリプトの作成¶
Sophos Anti-Virusは「savupdate」コマンドを実行することで手動アップデート
を行いますが、cronからの実行では通常は動作を行いません。そのため、
シェルスクリプトに環境変数の設定とコマンドを記載します。
- 下記のフォルダを作成します
# mkdir /etc/sophos-av
- 下記のスクリプトを作成します。
# vi /etc/sophos-av/savupdate.sh ----------------------------- #!/bin/bash SAVUPDATE_IS_INTERACTIVE=1 export SAVUPDATE_IS_INTERACTIVE /opt/sophos-av/bin/savupdate -v5
cronでスケジュールの設定¶
Solarisの場合そのままではエディタを開けないため、次のコマンドを
実行しておきます。
- Solarisの場合のみ
# EDITOR=vi # export EDITOR
- rootアカウントのcrontabでスケジュールを設定します。
例として15分ごとに実行します。# crontab -e ----------------------------- # Linuxの場合 */15 * * * * sh -x /root/savupdate.sh > /dev/null 2>&1 # Solarisの場合 0,15,30,45 * * * * sh -x /root/savupdate.sh > /dev/null 2>&1
- savlogコマンドの結果でスケジュール通りに実行されているかを確認します。
2018年02月13日 (火) 17時00分02秒: update.check * からの Sophos Anti-Virus のアップデートに成功しました 2018年02月13日 (火) 17時15分01秒: update.check * からの Sophos Anti-Virus のアップデートに成功しました 2018年02月13日 (火) 17時30分01秒: update.check * からの Sophos Anti-Virus のアップデートに成功しました 2018年02月13日 (火) 17時45分01秒: update.check * からの Sophos Anti-Virus のアップデートに成功しました 2018年02月13日 (火) 18時00分01秒: update.check * からの Sophos Anti-Virus のアップデートに成功しました