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Solaris10でDHCPを有効/無効にする

Oracle Solaris DHCP クライアントを使用可能にする方法

*この手順が必要なのは、Oracle Solaris のインストール時に DHCPv4 が使用可能にされていない場合だけです。
DHCPv6 の場合、この手順は不要です。

クライアントシステムでスーパーユーザーになります。
このシステムで事前構成 (対話型構成ではなく) を使用している場合は、sysidcfg ファイルを編集します。
そして、sysidcfg ファイル内の network_interface キーワードに dhcp サブキーを追加します。

たとえば、network_interface=hme0 {dhcp} のように指定します。
詳細は、sysidcfg(4) のマニュアルページを参照してください。
システムを構成解除し、シャットダウンします。

    # sys-unconfig

このコマンドで削除される構成情報についての詳細は、sys-unconfig(1m) のマニュアルページを参照してください。
シャットダウンが完了したら、システムを再起動します。
事前構成を使用している場合、システムは起動時に、sysidcfg ファイルの dhcp サブキーによって、
DHCP クライアントを使用するように構成されます。

事前構成を使用していない場合には、システムの再起動時に、システム構成情報の入力を sysidtool プログラムから求められます。
詳細は、sysidtool(1M) のマニュアルページを参照してください。

DHCP を使用してネットワークインタフェースを構成するようにプロンプトが表示されたら、Yes を選択します。

Oracle Solaris DHCP クライアントを使用不可にする方法

クライアントシステムでスーパーユーザーになります。
sysidcfg ファイルを使用してシステムを事前構成した場合には、dhcp サブキーを network_interface キーワードから削除します。
システムを構成解除し、シャットダウンします。

    # sys-unconfig

このコマンドで削除される構成情報についての詳細は、sys-unconfig(1m) のマニュアルページを参照してください。
シャットダウンが完了したら、システムを再起動します。

システムで事前構成を使用している場合には、構成情報を求めるメッセージは表示されず、DHCP クライアントは構成されません。
事前構成を使用していない場合には、システムの再起動時に、システム構成情報の入力を sysidtool プログラムから求められます。
詳細は、sysidtool(1M) のマニュアルページを参照してください。

DHCP を使用してネットワークインタフェースを構成するように要求するプロンプトが表示されたら、No を選択します。

参考

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