Sophos Mobile Control 6.1 インストール¶
モバイル管理製品Sophos Mobile Control (SMC)インストールに関するドキュメントです。
- SMCは以下のコンポーネントを含んでいます
- Sophos Mobile Control
iOS、Android、Windows 10向けのデバイス管理ツール - Sophos Mobile Security
Android向けのセキュリティ対策アプリ - Sophos Secure Workspace
iOS、Android向けのセキュアワークスペースおよびブラウザ - Sophos Secure Email
iOS、Android向けメール、カレンダー、アドレス帳管理コンテナ
- Sophos Mobile Control
準備¶
- 導入対象のWindows Server(2008以降)を構築
- Sophosサイトからインストーラを入手
https://secure2.sophos.com/ja-jp/products/mobile-control/free-trial.aspx - iOSの場合はApple Push Notification(APNs)サービスの証明書が必要
- サーバクライアント間で以下のポートを開放する必要があります
80(HTTP),443(HTTPS),8080(PROXY)
3306(外部MySQLの場合)または1433(外部SQL Serverの場合)
2195-2196(APNs),5223(APNs)
5228-5230(Google Cloud Messaging)
インストールの実行¶
- 管理者権限で「Sophos Mobile Control 6.1.4.exe」を実行します
- 次へ進み、ライセンスに同意します
- ウィザードに従いシステム要件のチェックを行います
- 通信要件などすべてを満たさなければインストールに進むことが出来ません
- チェックに成功したら次へ進みます
- インストール先を選択します
- インストールが完了するまで待ちます
- インストールが完了したら設定ウィザードが起動するので次へ進みます。
- データベースを選択します。
- 別途データベースサーバが存在する場合は「Use existing 〜」から、
同一環境にDBもインストールする場合は「Install and use Microsoft SQL Server 2014 Express」を選択し、次へ進みます。- ここでは同一環境にExpress版をインストールするものとします。
- 別途データベースサーバが存在する場合は「Use existing 〜」から、
- データベース認証設定を行います。(SQL Server認証 or WindowsNT認証)
- ここではWindowsNT認証で先に進みます。
- データベースのインストールが開始されます。完了したら次へ進みます。
- 新しいデータベースを作成するか、既存のデータベースを指定します。
- ここではデフォルト名称の「SMCDBv2」で新規に作成します。
- DB作成が完了したら次へ進みます。
- 認証を設定します。今回はデフォルトのLocalAdminによるWindowsNT認証を設定します。
- アカウント名「ホスト名¥Administrator」パスワード「該当アカウントのパスワード」を入力
- スーパー管理者のアカウント設定を行います
- カスタマー名(superadmin)、ログイン名、パスワード
- SMCサーバ名を設定します(FQDN)
- 証明書を設定します。自己署名証明書を作成するか、既存の証明書をインポートします。
- ここでは自己署名証明書を作成します。下記情報を追加で入力します。
- FQDN
- 会社名
- 市町村
- 都道府県
- 国
- 証明書のパスワード
- ここでは自己署名証明書を作成します。下記情報を追加で入力します。
- サマリを確認して、ウィザードを閉じます。
- SMCサービスを起動する似チェックを行って、セットアップを終了します。
インストールまでの作業はここで完了です。
Webコンソールにログインして初期設定ウィザードから設定を行う必要があります。
初期設定¶
- スタートメニューから「Sophos Mobile Control」→「Administration」を開きます。
- Webブラウザが開き、デバイス登録前のSMCサーバ初期設定ウィザードが起動します。
- 「ご案内」を確認し、次へ進みます。
- 「HTTPプロキシ」の設定を行います。
- 外部のプロキシを利用する場合
プロキシの有効化にチェックし、SMCサーバのIPアドレスとポート「8080」を設定します。 - SMCのプロキシを利用する場合
ここでは設定を行わず、あとでSMCのプロキシホストを有効化してから設定を行います。
- 外部のプロキシを利用する場合
- ライセンスは製品版ライセンスがあればキーの入力とアクティベートを行います。
- 評価版の請求を行う場合、インストーラダウンロードの際に登録したメールアドレスを入力します。
「評判の請求」を行うと、インターネットに通信を行い評価ライセンスを取得します。
- 評価版の請求を行う場合、インストーラダウンロードの際に登録したメールアドレスを入力します。
- 証明書の自動検出を行い、次へ進みます。
- SMTPサーバの設定を行います。(受信者は入力後にENTERで確定する必要があります。)
- SMTPのテストが完了したら「完了」します。