SQL Serverのデータ領域(mdf,ldf)の移動¶
Sophos Enterprise Consoleのデータベースが肥大して問題化した場合、データ領域を移動することが出来ます。
SECのサーバにDドライブなどを追加し、そちらにデータを移動します。
前提として別途SQL Server Management Studioが必要です。
移動の準備¶
サービス停止¶
- Enterprise Consoleの以下のサービスを停止します。
Sophos Certification Manager Sophos Management Host Sophos Management Service Sophos Message Router Sophos Patch Endpoint Communicator Sophos Patch Endpoint Orchestrator Sophos Patch Server Communicator Sophos Update Manager Sophos Web Control Service Sophos Web Intelligence Service
データベース切り離し¶
- SQL Server Management Studioを起動し、SOPHOSインスタンスにログインします。
- データベース名を右クリックし、「すべてのタスク」→「デタッチ」を実行します。
- 「接続の削除」にチェックを行い、デタッチを実行します。DB名が画面上から削除されます。
- この作業を下記のテーブルで繰り返し実行します。
SOPHOS5xx SOPHOSENC5x SOPHOSPATCH5x SophosSecurity
- この作業を下記のテーブルで繰り返し実行します。
- 下記のパスに存在する「データベース名.mdf」「データベース名.ldf」を追加したドライブに移動します。
C:\Program Files\Microsoft SQL Server\MSSQL10_50.SOPHOS\MSSQL\DATA - 追加したドライブのフォルダに次の権限を付与します。これを忘れると読み込み専用になります。
場所:ローカルコンピュータ(ホスト名) ユーザ名:NT SERVICE\MSSQL$SQLEXPRESS 権限:フルコントロール
データベースの切り戻し¶
- SQL Server Management Studioで「データベース」を右クリックし、「すべてのタスク」→「アタッチ」を実行します。
- 移動した「データベース名.mdf」をすべて追加し、アタッチを実行します。
- データベース一覧にデータベース名が復元されたことを確認し、サーバを再起動します。
- 再起動後、Sophos Enterprise Console が正しく起動することを確認します。
以上でデータベース領域の移動は完了です。