EBSのリストア¶
EBSのスナップショットからのリストア方法。
ただしvmdkなどのスナップショットと異なり、「元のボリュームを変更しない」ため、
スナップショットの復元は別のボリュームとして新規作成される。
インスタンスからの参照は既存ディスクのデタッチと新規ディスクのアタッチが必要となる。
またEBSはアベイラビリティゾーンの影響を受けるため、インスタンスと同じ
アベイラビリティゾーンを指定する必要があるので注意。(途中変更できない)
復元手順¶
- AWSのEC2画面からインスタンスを開く
- 復元先のEBSを利用するインスタンスの「アベイラビリティゾーン」を記録する
- AWSのEC2画面からELASTIC BLOCK STOREのスナップショットを開く
- 復元したいスナップショットを選択し、アクション「ボリュームの作成」を実行する
- 最初に取得した利用したいEC2インスタンスのアベイラビリティゾーンを指定する
- Nameタグを指定し、一覧で表示する名前を指定する
- その他は取得時のボリューム設定やサイズに変更がなければそのままでよい
- ボリュームの作成を実行する
- ボリューム作成リクエストが行われ、ボリュームIDが表示される
- ボリュームIDをクリックし、状態が「available」になれば復元が完了し利用可能となる
アタッチ手順¶
- EBSを復元したいインスタンスをシャットダウンしておく
- アンマウントできる利用方法であれば、シャットダウンでなくアンマウントでよい
- AWSのEC2画面からELASTIC BLOCK STOREのボリュームを開く
- 現在利用しているボリュームを選択し、「アタッチ済み情報」のマウント先デバイス名を記録する
- アクション「ボリュームのデタッチ」を実行する
- 画面の更新ボタンを押し、状態が「available」になればデタッチできている
- スナップショットから作成したEBSを選択する
- アクション「ボリュームのアタッチ」を実行する
- インスタンス名は同一のアベイラビリティゾーンのインスタンスから対象を選択する
- デバイスは「/dev/sdf~sdp」までを指定するが、利用していた際の「アタッチ済み情報」と同じ値を指定する。
- 例えば、OSボリュームが単一ディスクだった場合「/dev/sda1」となっていたりする
- 画面の更新ボタンを押し、状態が「in-use」になればデタッチできている
- EC2インスタンスが起動できることを確認する