ActiveDirectory¶
- ActiveDirectory(DomainController)の構築に関するページです。
前提条件¶
- Windows2008R2での検証内容となります。
- このソフトウェアの構築には下記の導入が前提となります。
- .Net Framework 3.5.1
簡易設計¶
- 本サーバをドメインコントローラ・DNSサーバとする。
- 本サーバに新規にディレクトリツリーを作成する。
- FQDNは「test.example.jp」とする。
- ipアドレスは任意の値で固定としている。
役割の追加¶
- サーバマネージャから役割「役割の追加」を選択し、
「ActiveDirectory ドメイン サービス」を選択します。
必要があれば.Netのインストールも自動で行われます。
- DNSサーバも最終的に必要になりますが、ここでは選択しません。
- 役割の追加ウィザードを進め、完了したら閉じます。
インストールウィザード¶
- 「ファイル名を指定して実行」に「dcpromo」と入力して実行します。
- 詳細モードインストールは、今回チェックしません。
- 「次へ」を選択します。
- 「OSの互換性」についての説明が表示されるので「次へ」を選択します。
- 「新しいフォレストに新しいドメインを作成する」にチェックし、次へ進みます。
- FQDNに「test.example.jp」を設定します。
- ドメイン名が使用可能かを確認されます。
- フォレストの機能レベルを「2008 R2」に設定します。
(互換性のため古いバージョンに設定し、あとで2008 R2にアップグレードしても良いです)
- DNSサーバの構築オプションが表示されるので、「次へ」を選択します。
- 親ゾーンの確認が行われますので「はい」を選択して進みます。
- DB、ログ、SYSVOLの保存先を設定します。(デフォルトのままで問題ない)
- ディレクトリサービスの復元パスワードを設定します。
- 導入概要が表示されます。ここで「設定のエクスポート」をしておきます。
- エクスポートが終わったら、「次へ」を選択します。
- インストールが開始されます。
(完了画面を見るために「完了時に再起動する」はチェックしないでおきます)
- 完了したらサマリが表示されます。
ドメインが「test.example.jp」であること。
ドメインコントローラがサイト「Default-First-Site-Name」に割り当てられたこと。 - 上記を確認し、「完了」ボタンを押します。
- サーバを再起動します。
¶
¶