VMwareではディスクの領域追加は可能であるが、VirtualBoxにはその機能がない。
例えば、もともと20GBのディスクを40GBにしたいとする。
この場合、下記の手順が必要になる。
- VBoxManage.exeを探す(ProgramFilesのoracle以下)
- 新規仮想マシンを作成、ディスクはシンプロビジョニング推奨(一瞬
- 新規マシンから***.vdiというディスクファイルをコピー
- 稼働させるマシンのディレクトリにコピー(上書きしないこと)
- この時点で、新しい仮想マシンは削除して良い
- コマンドラインで「VBoxManage.exe clonehd 旧.vdi 新.vdi」を実行
- 100%になるまで待つ(またはコピー中のディスクサイズ差で推察)
- 仮想マシンのコンフィグでディスクを差し替える
- 仮想マシン起動
- パーティションの切り直し
上記手順です。少しめんどくさいですが・・・
また、パーティションの切り直しには更に一手間加わりますが、
そのへんはOSによるのとVBOXの範疇ではないので割愛します。
最近のOSかつ論理パーティションであれば、標準GUIで
ぽちぽちすれば行けるかもしれません。
>追記
仮想マシン設定のディスク差し替えのところで、空のディスクが作れるようです。
(下記のように新規仮想マシン作成のくだりが省略できそう)
- VBoxManage.exeを探す(ProgramFilesのoracle以下)
- 既存マシンの設定で、新規HDDを追加(シンプロビジョニング)
- コマンドラインで「VBoxManage.exe clonehd 旧.vdi 新.vdi」を実行
- 100%になるまで待つ(またはコピー中のディスクサイズ差で推察)
- 仮想マシンのコンフィグで旧ディスクを取り外す
- 仮想マシン起動
- パーティションの切り直し
試していないけれど、やってることとしては同じ。
>更に追記
やる前にsnapshot取っておくことを強く推奨。
出来れば、フォルダごとのバックアップも。
なんか追加した後一番最初のスナップショットに戻された挙げ句、
直近のスナップショットに戻ってしまい、データロストしてそう。
一応差分くさいファイルもあるので色々試す。やっべ・・・
>更に追記
snapshotsディスクにある一番でかいvdiが恐らく直前に動いていた物。
これは親ディスクトコディスクの構成になっていて、詳しくは
ホスト名.vbox-prevファイルにxml形式で記載されている。
これを起動ディスクに指定してブートしたら、最後に起動していた
状態が再現され、無事にデータを取得することが出来た。
本ディスクと差分ディスクの原理はよく分からないが、、、
本ディスクをクローンした場合、初めて取ったスナップショットが
クローンされたので、スナップショットがある場合はスナップショットを
vdiにクローンして、それをコンバートしないといけないようだ。
- 現在の状態をスナップショット
- GUIでスナップショットをクローンしてvdiを作成
- 上記のvdiをマウントして、正しく起動するか確認
- 新しいディスクを作成(大きい容量)
- 上書きクローン(コマンドライン)
- 旧ディスクをアンマウント
■最近のコメント