■[KVM Tips, Linux Tips] KVMで仮想シリアルコンソールを使う


今ではこんなケースも減ってきたが、SUNなんかではVGAアダプタが

存在せず、シリアルケーブルを繋いだ端末から操作するなんて事があった。

 

KVMでは親機を通じてこのシリアルコンソールを有効にする方法がある。

例えば、仮想マシンをシングルユーザモードで起動したり、親機の

管理コンソールが使用できない場合などでも需要はある。

 

ここではRHEL・CentOSでのコンソール有効について記載する。

 

■仮想マシン側での設定

仮想マシン側では大きく分けて2つの作業がある。

・Grubブートローダのカーネルオプションの設定

・inittabにコンソールモードの設定を追加

 

1./etc/grub.conf に下記赤字の設定を追加する。(実際は1行)

kernel /vmlinuz-2.6.18-238.el5 ro

root=/dev/VolGroup00/LogVol00 console=tty0 console=ttyS0,115200n8

 

その他のオプションが既に追加されている場合、とりあえず最後に記載

すれば問題無い。

 

2./etc/inittab に下記赤字の設定を追加する。

# Run gettys in standard runlevels

S0:12345:respawn:/sbin/agetty ttyS0 115200

1:2345:respawn:/sbin/mingetty tty1

 

追加が完了したら仮想マシンをリブートする必要がある。

以上で仮想マシンの設定は終了です。

 

■親機側での操作

親機側では特に設定することはありませんので、操作方法を記載します。

 

1.仮想シリアルコンソールに接続

下記のコマンドでシリアルコンソール接続を行います。

# virsh console 仮想マシン名

 

実行直後は何も表示されませんが、通常のシリアルコンソール同様

一回エンターキーでも押してあげると下記のようなログイン要求が

表示されます。

 

Connected to domain 仮想マシン名

エスケープ文字は ^] です

 

CentOS release 5.6 (Final)

Kernel 2.6.18-238.el5 on an x86_64

 

仮想マシン名 login:

 

2.仮想シリアルコンソールから切断

シリアルコンソールからの切断は、エスケープ文字にて行います。

上記にもエスケープ文字が表示されていますが、キータイプは

「ctrlキー」 と 「む(」) キー」の同時押しです。

 

他のゲストOSの場合はどうなんだろうねー。

Solarisあたりでは普通にOS標準で設定されていそうだけど、Windowsは・・・

 

ちなみにこれ、実機RHELのシリアルコンソールにも応用できたりするんだろうか?

コメントはまだありません。

コメントする